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第11回中国古小説研究会 [雑記(研究関係)]

12月20日に早稲田大学で行われた、第11回中国古小説研究会で、「「河童の沙悟浄」から見た近現代日本における西遊記受容―児童書西遊記と音声・映像メディア―」という題目で研究発表をしてきました。河童の沙悟浄シリーズ第4弾です。
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これまでにお話しした内容に加え、具体的に書名を挙げた資料も提示したせいか、具体的で根本にかかわるようなご指摘もいただいたのが、大きな収穫でした。

帰りは打ち上げに参加し大いに酔っ払って、同じくこの会で発表をされた師匠のO先生と一緒に仙台に帰りました。

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第12回比較文学研究会 [雑記(研究関係)]

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7月26日に仙台市戦災復興記念館で行われた、比較文学会東北支部が主催する第12回比較文学研究会で、「日本の児童書西遊記における「河童」としての沙悟浄」という題目で研究発表をしてきました。
昨年台湾や帯広でお話しした、
 ・ 児童書西遊記では、沙悟浄をカッパとする率は意外と高くない
 ・ 1980年代以降はそのカッパ率が急上昇する
という内容の背景となる、大衆文化の中の西遊記受容についてお話してきました。

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第63回東北中国学会 [雑記(研究関係)]

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5月24・25日に福島大学と穴原温泉吉川屋で行われた第63回東北中国学会で、 「伊藤貴麿の西遊記と日本における西遊記の受容」というタイトルで発表をしてきました。
岩波少年文庫『西遊記』の編訳者として知られる伊藤貴麿を、『西遊記』翻訳の歴史の中で、どのように位置づければ良いのかを考察した内容でした。

西遊記〈上〉 (岩波少年文庫)

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  • 作者: 呉 承恩
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2001/11/16
  • メディア: 単行本



西遊記〈中〉 (岩波少年文庫)

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  • 作者: 呉 承恩
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2001/11/17
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西遊記〈下〉 (岩波少年文庫)

西遊記〈下〉 (岩波少年文庫)

  • 作者: 呉 承恩
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2001/11/16
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国際文化研究 第19号 [雑記(研究関係)]

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東北大学国際文化学会の『国際文化研究』第19号に論文が掲載されました。
この雑誌の掲載論文一覧をメモしておきます。
論文要旨はまた後日。


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〈論文〉
日本における子ども向け『西遊記』について-挿話選択の傾向と方法- 井上浩一
天橋刑場論-民国北京の新聞・画報を主な資料として- 大谷亨
貿易自由化による地域経済効果の分析-応用一般均衡モデルに基づく分析- オルギル
日本語の伝聞表現-「(スル)ソウダ」「ッテ」「ラシィ」を中心に- 呉 蘭
江戸川乱歩にみる「南洋」-映像との比較を中心にして- 小坂歩美
『中国文学月報』から見た近代日本知識人の中国文学認識-大衆重視の視点から- 朱琳
中国語母語話者による日本語受動文の習得:プロ卜タイプ理論を援用して 張蘇
「~みたいな」表現の分析 福原裕一
ハーバー卜・ジョージ・ポンティングの写した日本-自然を題材とした写真の考察- 矢島真澄美
現代アメリカ合衆国におけるアファーマティブ・アクション論争 -住民提案の投票プロセスにおける比較分析- 吉岡宏祐
心情としての「近代の超克」-「科学と人生観」論争という視点- 劉金鵬
〈研究ノート〉
中国の金利期間構造に関する実証分析-金融政策の影響メカニズムに焦点を当て-冷奥琳
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唐代伝奇の訳本 [雑記(研究関係)]

数年前から某大学で中国小説史の講義をしておりますが、唐代にさしかかると、伝奇を紹介することになります。
伝奇は志怪小説などよりも文章が長いものが多いので、プリント等で紹介するのにも限界があり、自ずといくつか紹介して「興味のある話が他にもあったら、あとは訳本でも読んでね」ということになります。

ところが、訳本の多くは「○○伝奇集」というようなタイトルがついていて、タイトルだけでは収録作品が判りません。そこで、図書館のサイトなどで検索してみると、収録作品が記されていることもあります。例えば(筆者が利用する都合上、仙台の図書館ばかりですが)、

唐代伝奇 (新書漢文大系)唐代伝奇 (新書漢文大系)
http://www.library.tohoku.ac.jp/opac/books-query?mode=2&code=21753726&key=B128962669121654
http://www.library.pref.miyagi.jp/wo/opc/srh_detail/1000082823/

唐代伝奇集 (1) (東洋文庫 (2))唐代伝奇集 (1) (東洋文庫 (2))
http://www.library.pref.miyagi.jp/wo/opc/srh_detail/5010036939/



唐代伝奇集 (2) (東洋文庫 (16))唐代伝奇集 (2) (東洋文庫 (16))
http://www.library.pref.miyagi.jp/wo/opc/srh_detail/5010036940/



ものがたり 唐代伝寄 (中公文庫)ものがたり 唐代伝寄 (中公文庫)
http://www.library.pref.miyagi.jp/wo/opc/srh_detail/1100098742/



中国古典小説選5 枕中記・李娃伝・鶯鶯伝他<唐代II>枕中記・李娃伝・鶯鶯伝他(中国古典小説選5唐代Ⅱ)
http://www.library.tohoku.ac.jp/opac/books-query?mode=3&key=B128962886130365&code=21579009


唐宋伝奇集〈上〉南柯の一夢 他11篇 (岩波文庫)
http://www.library.pref.miyagi.jp/wo/opc/srh_detail/5010132503/

など。

しかし図書館などでよく見かける本でも詳細が載っていないものもあります。

そこで、新釈漢文大系の『唐代伝奇』と、岩波文庫の『唐宋伝奇集』下(上は宮城県図書館に内容細目があります)の目次をメモしておきます。

内田泉之助, 乾一夫『唐代伝奇』(新釈漢文大系44、明治書院、1971年)

古鏡記(王度) / 補江総白猿伝 / 離魂記(陳玄佑) / 枕中記(沈既済) / 任氏伝(沈既済) / 柳氏伝(許尭佐) / 柳毅伝(李朝威) / 李章武伝(李景亮) / 人虎伝(李景亮) / 霍小玉伝(蒋防) / 南柯太守伝(李公佐) / 謝小娥伝(李公佐) / 李娃伝(白行簡) / 長恨伝(陳鴻) / 鶯鶯伝(元稹) / 周秦紀行(韋瓘) / 無双伝(薛調) / 杜子春伝(李復言) / 紅線伝(袁郊) / 崑崙奴(裴鉶) / 聶隱娘(裴鉶) / 虬髯客伝(杜光庭)

今村与志雄『唐宋伝奇集』下(岩波文庫赤38-2、岩波書店、1988年)
※表示の都合上、一部文字を改めてあります。

杜子春 (牛僧孺)
杵、燭台、水桶、そして釜 ― 元無有 (牛僧孺)
みかんの中の楽しさ ― 巴邛人 (牛僧孺)
冥界からもどった女 ― 斉饒州 (牛僧孺)
同宿の客 ― 辛公平上仙人 (李復言)
魚服記 ― 薛偉 (李復言)
赤い縄と月下の老人 ― 定婚店 (李復言)
則天武后の宝物 ― 蘇無名 (牛粛)
竜女の詩会 ― 許漢陽 (谷神子)
飛天夜叉 ― 薛淙 (谷神子)
白蛇の怪 ― (谷神子)
碁をうつ嫁と姑 ― 王積薪 (薛用弱)
玻璃の瓶子 ― 胡媚児 (薛魚思)
女将とろば ― 板橋三娘子 (薛魚思)
山の奥の実家 ― 申屠澄 (薛魚思)
蒼い鶴 ― 戸部令史妻 (戴孚)
巨獣 ― 安南猟者 (戴孚)
鄭四娘の話 ― 李黁 (戴孚)
嘉興の綱渡り ― 嘉興縄技 (皇甫氏)
都の儒士 ― 京都儒士 (皇甫氏)
腕だめし ― 僧侠 (段成式)
旁い俶とその弟 ― 新羅 (段成式)
葉限 ― 中国のシンデレラ (段成式)
形見の衣 ― 陳義郎 (温庭筠)
再会 ― 陽素 (孟棨)
崔護と若い娘 ― 崔護 (孟棨)
麵をとかす虫 ― 消麵虫 (張読)
李徴が虎に変身した話 ― 李徴 (張読)
崑崙人の奴隷 ― 崑崙奴 (裴鉶)
空を飛ぶ侠女 ― 聶隱娘 (裴鉶)
女道士魚玄機 ― 緑翹 (皇甫枚)
犬に吠えられた刺客 ― 李亀寿 (皇甫枚)
詩人の男伊達 ― 張祜 (馮翊子)
奇譚二則 ― 画工・番禺書生 (逸名)
つばめの国の冒険 ― 王榭 (逸名)
真珠 ― 狄氏 (廉布)
日銭貸しの娘 ― 大桶張氏 (廉布)
居酒屋の女 ― 呉小員外 (洪邁)
壁に書かれた字 ― 太原意娘 (洪邁)
怪盗我来也 ― 我来也 (沈俶)


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張國光先生 [雑記(研究関係)]

昨日の更新をするために中国の期刊論文を調べていたところ、某研究誌に追悼文が掲載されていて、金聖歎研究で有名な中国の学者、張国光氏が昨年三月に八十六歳で亡くなられていたことを知りました。

張国光氏は金聖歎関係の論文が三十本程度、専著が三・四冊ある研究者で、金聖歎研究会の会長をされていたそうです。

正直、氏のいつまでも“金聖歎は反動か否か”にこだわる研究の方向性や、論の立て方などには同意できない部分も少なくないのですが、金聖歎を反動と決めつけ、とにかく批判さえしておけばよいという70年代の金聖歎研究の状況を打破することに、氏が大きく貢献されたことは間違いがないと思います。

遅ればせながらご冥福をお祈りいたします。

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日本庶民文芸と中国 [雑記(研究関係)]

今日で今年の授業は終了です。やれやれ。

さて、今月号の 『 アジア遊学 』 ( 勉誠出版 ) は 「 日本庶民文芸と中国 」 特集号 となっており、中国古典小説と日本文化との関係について書かれたものも、多く掲載されております。

出版社のサイト からも注文できますので、興味のある方はどうぞ ↓ ( 目次も見ることができます ) 。

・ 『 アジア遊学 』105号 日本庶民文芸と中国 ( 勉誠出版 )

なお、「 『 水滸伝 』 を母体とした現代日本の小説・コミック 」 というタイトルで、拙稿も掲載されておりますので、ご一読いただければ幸いです。
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水滸伝の版本について [雑記(研究関係)]

少し前の話になりますが、 北方水滸伝のサイト にある「推薦文」の項をみていて、ちょっとびっくりしました。陳舜臣氏がこんなことを書いていたので。

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この前半部分、普通に読んだら七十回本→百回本→百二十回本の順に水滸伝ができたという意味だと思いますよね。でも、ご存じの通り、そういう順番ではありません。っていうか陳先生自身、水滸伝を七十回にしたのは金聖歎だと 『 ものがたり水滸伝 』 の 「 読者へのことば 」 の冒頭で書かれています。

一応「~回本」とはしないで、「~回」と書いてはありますので、七十回・百回・百二十回というのは版本ではなく、百二十回本中の回数のことかとも考えましたが、それだと 「 豪傑の総登場で水滸伝七十回は終わった 」 という部分の意味がよくわかりません。 「 総登場 」 というのが 「 梁山泊大聚義 」 を指すのだとすると、百回本や百二十回本では第七十一回にあります。第七十回までだとキリが悪くて終われないです。

そこで、もしかすると知らない間に 「 七十回本→百回本→百二十回本 」 の順に水滸伝ができたというのが定説になったのかと、私よりこのあたりに詳しそうな他の研究者に尋ねてみたのですが、そんなことはないだろうというお返事。そうですよねー。

で、次に思い出したのが、金聖歎以前に七十回本があったと主張した1998年の論文 ( 周岭 「 金圣叹腰斩《水浒传》说质疑 」 ) 。もしかするとこれによったのかと思い、読みかえしてみましたが、百回本から七十回本を作ったと書いてあり、七十回本から百回本とは書いてなかったです。

うーん、結局、陳先生が上のように書かれた理由はわかりませんでした。やはり単なるケアレス・ミスでしょうか。

ちなみに、上述の周岭論文には、百回本から七十回本が作られたと書いてあったのですが、それもおそらく間違い ( ただし上の論文ではそういうことにしないと辻褄が合わない ) で、内容を見比べると、七十回本は百二十回本からできたと考える方が自然だし、それが定説になっているはずです。

周氏と同じ間違い ( 百回本→七十回本 ) は王勇氏 ( 『 北方水滸伝読本 替天行道 』 に北方謙三氏との対談が収められている浙江大学教授 ) の 「 中日文化交流史 」 というサイトにある、 「 水滸伝のテキスト 」というページの説明にも見られます。王氏のサイトには参考になるところもありますが、少なくともこのページに関してはおかしなところがいろいろと見受けられます。おそらく 「 繁本 」 ( 一般的にいう文繁本 ) 百二十回本が話から抜け落ちているの位置づけが間違っているのが最も大きな原因ではないかと思いますけど。

著名な方が書かれた内容でも、鵜呑みにはできませんね。
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研究会のお知らせ ( 2006.09.22 ) [雑記(研究関係)]

私も去年発表させていただいた、研究プロジェクト 「 東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成 」 の小説芸能班公開研究会・公開講演会が、明日東北大学であるようです。

詳細は以下のサイトで。

http://www.l.u-tokyo.ac.jp/maritime/news/20060922.html

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第二届“中国評点文学研究”国際学術研討会 [雑記(研究関係)]

以前、評点研究のおすすめ書籍として、「中国文学評点研究論集」を紹介しました が、これは2002年11月に開かれた“中国評点文学研究”国際学術研討会の論集として刊行されたものです。で、その第二回研討会が今年6月に上海で行われるそうです。
北大中文論壇の学術動態より

 実は今回、私も光栄なことに参加のお誘いをいただいたのですが、残念ながら断念いたしました。
 上の通知では、参加者の公募 ( というか会議用論文の投稿期限になってますね ) は4月30日までとなっていますが、もしかしたらまだ間に合うかもしれませんので、評点の研究者ですぐ出せるネタのある方は連絡をとってみるといいかもしれませんよ。

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